【ひだまり】とは? 肌着メーカーで防寒インナーの先駆け
「ひだまり」は、肌着メーカーの健繊(東京都新宿区)が1978年に「健康管理はまず保温から」というコンセプトで開発した、防寒インナーの先駆けとなる商品です。
発売以来、さまざまな改良が加えられ、1982年に登場した「ひだまり極(きわみ)」は、1991年に群馬県山岳連盟のエベレスト登山隊が世界最高峰エベレストに挑む際に着用したことでも注目を集めました。同社は「ひだまり」を「体温を逃がさない、まるで魔法瓶のような肌着」と表現し、その優れた保温性に自信を持っています。
ひだまり「極」の実際の使用感
日常づかいで十分な温かさ
項目 | 内容 |
---|---|
着用環境 | 冬場の平均気温が0℃位の寒冷地 |
使用シーン | 暖房効率の悪い屋内や短時間の外出 |
着用方法 | インナーとしてセーターやボトムの下に着用 |
「ひだまり」には13種類がありますが、私自身愛用しているのは「極」です。
結論として、この肌着はとても暖かく、寒い季節には手放せないアイテムです。特に冬の普段使いに適しており、家の中でも外出中でも暖かさを保ってくれます。
「本当に暖かいの?」と購入をためらっている方もいらっしゃるかもしれませんが、本当に暖かいです。
寒さでお悩みの方なら、間違いなく買う価値があります。
又、暖かいだけでなく、着心地も柔らかく軽量で動きやすいので、寒い日もアクティブに過ごすことが可能です。
迷っている方にはぜひおすすめします。
「極」の実際の保温力の限界
極寒の雪山でのキャンプに1週間滞在したときに試しましたが、さすがに過酷な環境では寒さを完全に防ぎきることはできませんでした。
「ひだまり極」は、「ひだまり」シリーズの中でも中間レベルに位置するモデルで、厚さも暖かさもほどよくバランスが取れた商品です。
そのため、非常に厳しい環境での使用には、【エベレスト】等の他のシリーズの方がより適しているかもしれません。
耐用年数も優れている
「ひだまり」の耐用年数についてですが、私自身、冬場のみの使用で約6年ほど着用しています。生地には若干の毛羽立ちが見られるものの、破れや生地の薄まりはなく、保温性も変わらず十分です。
この【ひだまり 極 紳士 Lサイズ】は上着、ボトム各¥9,350円(税込・公式サイト)で、他の肌着に比べてやや高めの価格設定ですが、実際に使ってみると、その暖かさと耐久性に納得できる価格です。
【ひだまり 極 紳士 Lサイズ】サイズ感とフィット感
夫婦で共有しているため、紳士用Lサイズでのサイズ感になります。
女性は本来レディースサイズを着用すると丁度良いサイズになると思いますが、冬服はゆったりしているため、紳士用Lでも問題なく着用しています。
項目 | 男性(身長168cm、65kg) | 女性(身長166cm、51kg) |
---|---|---|
サイズ感 | 丁度良い | 大きめ |
フィット感 | フィットする | フィットしない |
冬服の下での着用感 | 問題なし | 問題なし |
ジャストサイズのボトム下への着用 | 履ける | 履けない |
【ひだまり】の価格や種類
保温肌着は大きく分けて13種類あり、
¥6,050円~¥16,500円(税込・公式サイト)までの幅広いラインナップがあります。
又、上下別売りなので自身の用途に合わせて様々な組み合わせの選択ができます。
【ひだまり】のデザイン性
「ひだまりエベレストシリーズ」は、デザイン性にも優れ、従来の肌着のイメージを一新しています。
従来の肌着にありがちなデザインとは異なり、着用する抵抗感がなく、快適さとスタイリッシュさを兼ね備えているため、おすすめです。
【ひだまり】の魅力 まとめ
「ひだまり」は、機能性肌着がまだ一般的でなかった40年以上前に誕生し、現在でも進化を続けているロングセラーの保温肌着です。
多くの機能性肌着が販売されている中で、ひだまりの暖かさは他の製品と比べて格段に優れていると実感しています。
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